予算管理の方法

予算管理の方法

予算管理とは?

広告予算や成果を特定の条件ごとに分けて可視化することができます
例:複数の代理店が広告運用行っており 代理店ごとに予算進捗を見たいとき

予算管理の方法

予算管理はご提供しているスプレッドシートで行います。
指定後にはGLASSにて有効化の作業が必要となりますので、ご連絡ください。

基本的には以下の2つのシートを編集します。

・monthly:月単位の予算総額を記載するシート
・import_budget_category:成果がどの予算に紐づくかのルールを定義するシート

monthlyシートの書き方

monthlyシートには予算区分ごとの月単位の予算額を記載します。

budget_category列には、予算区分の名称を記載します。
各行には、その予算区分、かつ、該当月における予算投資額、CPAなどを記載します。



import_budget_categoryシートの書き方

import_budget_categoryには各成果がどの予算に紐づくものかを決定するルールを定義します。

budget_category列:monthlyシートに記載したものと同じbudget_categoryを記載します。
dimension例:条件に使うパラメータをaccount, account_id, campaign, adnetworkから選択します
condition列:dimension列で指定したパラメータがどのような値を持つ場合に該当予算区分とするかの条件を正規表現で記述します。



・正規表現はBigQueryで利用できるものに限ります。
 【指定例】
 ・前方一致:^some
 ・大文字小文字区別なし:(?i)some
・同じdimensionを指定したconditionの注意事項:あるレコード(成果)が複数のconditionに一致するような書き方はできません
 【NG例】
 ・"ABC", "ABCD.+"はともに"ABCDE"に一致するためNG

同様の「区分」について

予算区分・・・サービスごとなど予算を分けて管理したい単位が複数ある場合に利用
担当区分・・・担当区分(広告代理店ごとなどの管理区分用)
    • Popular Articles

    • GA4管理画面とGLASSの数値に差があるが何故?

      GA4管理画面とGLASSの数値が違う場合の原因には複数の原因が考えられます。以下にそのケースを対処法と合わせて解説します。ポイントとして、下記の内容を理解した上で、大きな問題がなければ、多少の誤差(数%~10%程度)は発生する前提で見ておく必要があります。また、全体ではなく個別キャンペーンなどサンプル数が少ない対象で見た場合にはさらに差が大きくなるケースはあります。 「イベント数」と「セッション数」の違い ...
    • 連携可能な媒体一覧

      基本的にGLASSではあらゆる広告媒体・成果計測ツール・CRMやExcelなどの独自データを取り込み可能です。ここではその中でも一部を抜粋してご紹介します。 広告媒体 主要広告媒体 Google Yahoo!(検索、ディスプレイ) Microsoft Facebook(Instagram含む) X(Twitter) LINE Ads Platform その他広告媒体 Criteo Logicad TikTok Apple Search Ads Taboola Indeed LinkedIn ...
    • 見込み機能の仕組み

      予算管理機能を使うと月の予算に対して残日数での「見込み」を自動で算出することができます。 見込みの算出ロジック デフォルトでは、コストに対する「予算・実績・見込」の3種類の並列で表示され、「見込」の算出方法は以下のようになっています。 算出根拠となる対象期間:過去3日分 算出方法:見込 = 毎月の予算から算出される当日分予算 x 算出根拠となる対象期間の予算利用率 具体的な例 日数が30日ある10月で予算が毎日10万円で合計300万円の場合 現状は、10月15日までで150万利用中 ...
    • GLASSダッシュボードでできること

      GLASSのダッシュボードの基本フォーマットは、以下のような2ページで構成されています。 1ページ目:サマリー 更新情報(+フィルタ&リンク) 当月進捗
    • 広告およびGA4に記録されている元データ自体を変更することはできますか?

      基本的には管理画面に記録されているデータをそのまま表示することになります。ただし、 実績データを修正する 例えば、何らかの補填があった時など管理画面で表示されているデータをそのままGLASSで表示せず、一部修正または削除したいというケースがあります。どうしても、対応が必要な場合は GA4のデータを調整する例 例:3月に配信された広告費110万円の中、10万円は予算を超えた補填対象になるため10万円はGLASSから差し引きたい。 ...